移動するということ
2泊3日で北海道に行ってきた。
ロンドンで仲良くしてくれていた日本人の友達に会いに行くため。
移動にこそ、価値があるのだと思うと村上龍センセも言ってたが本当にそう思う。アグリーだ。
ノリで決めた旅だったし急な申し出で先方を振り回した部分もあったけれど、
結果本当に素敵な旅になった。
自分が外国人になるという感覚は経験してみないとわからない。言語にも不安があり、気を張り続けて過ごす中で、
言葉も痛みも困難も共感し、分かり合える近い世代の出会い。
それぞれがそれぞれに目標があって、必死に挑戦しながら生きていて、疲れたら集まって話を聞き合える、相談できる。日本語で思う存分話せる。
そんな時間を共有した友達と久しぶりに一緒に食べるごはん、
なつかしいねと微笑み合いながらも、今後の目標を教え合える時間、
別れ際、みんなそれぞれ鼻がツンとしてるような顔でさよならを言い合う時間。
ご飯はとても美味しくて、景色も見たことないような大きさで、でも何よりもこの人たちと一緒に経験できたこと、またこの4人で集まれたことが
なによりも嬉しくて、切なくて、胸がきゅんとした。
移動こそ、別れこそ、人生なのかもな、としみじみ感じた旅でした。
年一くらいで行きたいな。